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『スター・ウォーズ』最新作『スカイウォーカーの夜明け』が公開された。
1977年の第1作から封切り時に見てきたファンとしては、これで3回目の最終作だ。
高校生は59歳になってしまった。まさか、こんなに続き、こんなに見続けるとは。
大河ドラマや朝ドラでは、数十年にわたる物語となるので、20代の俳優が50代、60代の老け役まで演じることがある。メイクの技術も発達して、年寄りに見えるとしても、本当は20代だと知っているので、どうも不自然さがある。
しかし、ハリソン・フォードやマーク・ハミル、キャリー・フィッシャーには、本当に42年の歳月が流れているので、リアリティどころではない。
映像技術が進歩し、最近はNHKが美空ひばりをAIで再生していた。これがもっと進化すれば、そのうち、亡くなった名優たちの新作も作られるのかもしれない。しかし、生身の俳優が本当に歳をとることで表現できるものには、敵わないだろう。
前作『エピソード8 最後のジェダイ』を、私は面白く見たが、評判が悪かった。「もう『スター・ウォーズ』見ない」と言っていた人もいたが、そういう人こそ、『エピソード9 スカイウォーカーの夜明け』は楽しめるかもしれないし、『最後のジェダイ』を見ていなくても、それほど支障はないように思った。
不親切で分かりにくい映画なのにヒットする
『最後のジェダイ』では、ファースト・オーダーも、レジスタンス側も、ボロボロになったところで終わったが、『スカイウォーカーの夜明け』では、どちらも態勢を立て直している。その過程でどんなドラマがあったのかは、映画本編では描かれず、プログラムにしか書いていない。
こういう「不親切さ」はいつものとおりで、これこそが『スター・ウォーズ』らしさでもある。ついていけない人は置いていくというマニアックな作り方で興行記録を塗り替えていくのだから、世の中不思議なものだ。
観客は「わかりやすい映画」など、実は求めていないのだ。
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