第34回高崎映画祭の受賞者が15日、発表された。最優秀作品賞に「嵐電(らんでん)」(鈴木卓爾監督、スタッフ・キャスト一同)が選ばれた。オダギリジョーさんの初の長編監督作品で、昨年の第76回ベネチア映画祭にも出品された「ある船頭の話」に、「日本映画界の未来を照らすであろう作品」としてホリゾント賞が贈られる。【増田勝彦】
審査対象は2018年12月~19年12月中旬に国内で劇場公開された邦画。映画祭プロデューサーの志尾睦子さんは「20~40代の監督が自主上映に近い形で作る映画の中に非常におもしろいものもあった」などと総評した。
「嵐電」は、京都市内を走る路面電車「京福電鉄嵐山線」の愛称。かつて映画撮影所が集まっていた沿線を舞台に展開する淡い恋物語。豊かな人間性を自由な発想でていねいに描き込んだチームワークが高く評価された。
最優秀監督賞の「最初の晩餐(ばんさん)」は、父親の通夜で出された母の手料理から家族が父と暮らした日々を思い起こす。同作品では斉藤由貴さんが最優秀助演女優賞、窪塚洋介さんが同助演男優賞に選ばれた。
最優秀主演女優賞には、「ブルーアワーにぶっ飛ばす」(箱田優子監督)に出演した夏帆さんとシム・ウンギョンさんが選ばれた。
最優秀主演男優賞には「半世界」(阪本順治監督)で40歳前の「ただの男」を演じた稲垣吾郎さん、また共演の渋川清彦さん(渋川市出身)も最優秀助演男優賞に選ばれた。
◇ ◇
高崎映画祭は3月20日~4月5日。授賞式は3月22日午後4時、群馬音楽センター(群馬県高崎市)で。チケットの販売方法や映画祭の上映作品は2月下旬に発表する。
◇第34回高崎映画祭受賞者・作品(敬称略)
■最優秀作品賞
「嵐電」 (監督)鈴木卓爾、スタッフ・キャスト一同
■優秀監督賞
常盤 司郎「最初の晩餐」
真利子 哲也「宮本から君へ」
■ホリゾント賞
「ある船頭の話」(監督)オダギリジョー
■新進監督グランプリ
広瀬 奈々子「夜明け」
甲斐 さやか「赤い雪 Red Snow」
■最優秀主演女優賞
夏 帆「ブルーアワーにぶっ飛ばす」
シム・ウンギョン「ブルーアワーにぶっ飛ばす」
■最優秀主演男優賞
稲垣 吾郎「半世界」
■最優秀助演女優賞
斉藤 由貴「最初の晩餐」
■最優秀助演男優賞
窪塚 洋介「最初の晩餐」
渋川 清彦「半世界」
■最優秀新進女優賞
和田 光沙「岬の兄妹」
■最優秀新進男優賞
杉田 雷麟「半世界」
■最優秀新人女優賞
川島 鈴遥「ある船頭の話」
■最優秀新人男優賞
楽 駆「最初の晩餐」
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January 15, 2020 at 05:34PM
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高崎映画祭、最優秀作品賞に「嵐電」 最優秀主演男優賞は稲垣吾郎さん 授賞式は3月22日(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
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