「エリザベス女王に無礼」 商標使用に関する夫妻が発表した声明をばっさり
新たなビジネスを開拓しにアメリカへ旅行していたとされ、カナダの国際空港で民間機から夫婦揃って降り立った姿が報じられるなど、“王室引退”後の経済活動に関し、様々な憶測が報じられるメーガン妃とヘンリー王子。そんな2人に対し、英国でチャールズ皇太子の自叙伝作家であるトム・バウワー氏が「メーガン妃は王室を利用して金儲けをしようとしている」と断言。真っ向から非難の声を上げた。
【写真】メーガン妃とヘンリー王子 新たなビジネスを開拓しにアメリカ旅行へ 満面の笑みを浮かべ民間機から夫婦揃って降り立った実際の姿
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英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、73歳のロイヤリスト(王室擁護派)であり、ご意見番でもあるバウワー氏は、英国の朝の人気情報番組「グッドモーニング・ブリテン」に出演。まずは「ロイヤル」という名称の使用禁止に対するメーガン妃とヘンリー王子の声明文中にある“英国政府と王室に「ロイヤル」の言葉の使用を禁止する権限はない”とした部分に関し、「女王に対して無礼」とばっさりと切って捨てた。
そしてさらに返す刀で「メーガン妃は自分をひたすら商業化する人生を送ってきた。そして今、ヘンリー王子を誘導して王室すら商業化できると思っている」と発言。また「ヘンリー王子と結婚するまでの彼女には、現在のような価値はなかった。それが王室入りしてまだ間もないというのに、王室の価値や知名度を利用して、金儲けをしようとしている」と容赦なくメーガン妃を叩いた。
英メディア上では、SNSへの1回の投稿で8万ポンド(約1176万円)以上の収入が見込まれるという記事が出て、“王室引退”初年度だけでも軽く1億ポンド(約147億円)を越える年収を稼ぎ出すという報道もあるメーガン妃とヘンリー王子。しかし、英王室が長い歴史と伝統を重ねて築いてきた高貴なる知名度と敬意を“商業化”するのは大問題だという識者の意見は多い。
実際、ロイヤルファミリーの活動は慈善事業に限られ、一般企業のような利益を優先する経済活動は一切謹んでいる。バウワー氏の批判はその核心を突く非常に厳しいものとなった。
森昌利/Masatoshi Mori
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