3年前上梓した、『パリが教えてくれたボン・シックな毎日』が世代も性別も超えて、人気を博したフランス在住54年目の弓・シャローさん。
このほど、新刊『100歳までパリジェンヌ!』で、パワーアップした「奇跡の81歳」のライフスタイルを披露しています。
元デザイナーである弓さんは、おしゃれにまだまだ余念がなく、洋服の買い方、着まわし方、小物のテクニックなどを紹介しています。
サングラスは「とても使える小物」
紫外線がそろそろ気になるこの時期、新刊でもふれている「サングラスの使い方」について、話を聞きました。
「日本は一流ブランドからファストファッションまで洋服のお店が充実していて、どの世代の方々もおしゃれを楽しんでいるようですね。私がそんな日本の女性たちを見ていて、『惜しい!』と思うことの一つがサングラスの使い方です」(弓さん、以下同)。
「日本の女性にとって、サングラスは夏に車を運転するときや、海外のバカンス先で使うものになっていませんか? もちろん、目を保護してくれるという実用的な面もありますが、それ以外にも、サングラスはトップスの首元にかけて差し色にしたり、カチューシャのように使ったりと、じつはとても使える小物なんですよ」
海外のモード誌を見ると、サングラスを自在におしゃれに使いこなし、サングラス姿のほうが、かけていない姿よりも印象に残るというファッショニスタも多いようです。
でも、日本だと街中では、サングラスをかけている人の数は海外に較べて圧倒的に少ないので、ひるんでしまいそう…。
「どんどん使って、かけ慣れることがおしゃれに使うコツかしら。恐る恐るではなく、日常のファッションに落とし込んでしまうのです。サングラスは決して夏しか使えないなんてことはありません。私は1年中愛用していますし、旅の荷物にも必ず入れています。旅先ではかぎられた数の服に変化をつけてくれますよ」
世代によって、かけ方には少しの注意も必要
ただし、世代によってかけ方には少しの注意も必要。
「マダム年齢の方なら、堂々とかけていれば、重厚感や品格が溢れ出ます。ですが、お若い方だとちょっと怖い感じになったり、あなた何さまですか? と周囲にうつることもあると思います。色や形は選んだほうがよいでしょう」
さらに、弓さんは
「自分に合ったデザインで、普段の自分のコーディネートにも馴染むもの、そして、見落としがちですが、レンズの色も大切です。当たり前のことですが、レンズの色によって外の風景の色も変わります。外の風景がダークに映って長い時間かけていると落ち着かないというレンズの色もあるので、きちんと試着して、いつかけても違和感がないもの、気持ちがよいものを選ぶといいですね」
実用面でもおしゃれ面でも活躍してくれる自分にぴったり合ったサングラスを見つけることが大切。また、タンスの肥やしになっているサングラスもどんどん登場させる機会を作らなくては。
【弓・シャロー(YUMI CHARRAUT)さんプロフィール】
1938年、東京麻布生まれ。曽祖父は東京慈恵会医科大学を設立した男爵の髙木兼寛という家系で育つ。田園調布雙葉学園卒業後、女子美術大学に進学。並行してセツ・モードセミナーでも学ぶ。1966年、渡仏。結婚、出産。「プチバトー」のデザイナー他ファッション関連の仕事に従事。著書に『パリが教えてくれたボン・シックな毎日』、最新刊に『100歳までパリジェンヌ!』がある。
<文/女子SPA!編集部>
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