ロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)が25日、相方の田村淳(46)がパーソナリティーを務める文化放送のニュース番組「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNews CLUB」(土曜午後1時)に、ゲストで生出演した。

亮が19年6月に発覚した闇営業問題で所属の吉本興業から謹慎処分を受けた末、退所して以降、2人そろっての生放送の出演は初めて。同番組にコンビで出演するのも初めて。

亮は、番組内のコーナー「今週のすごいうそをついた人」に出演した。淳からウソをついた人ということでオファーを受けたことはあるかと聞かれ「オファーはこれが初めてです」と笑った。番組内では、転職サイト「イーキャリア」のCMが決まった件について話が及んだ。淳から19年に闇営業問題を起こしたことを引き合いに「CM決まってるんですよ。あんなこと、しでかして。あんなウソついたのに。こんな仕事のオファー来るのがすごい」と突っ込まれると「ありがたいですよね」と、しみじみと語った。

淳は、亮に仕事のオファーが相次いでいると明かし、その中にギャラ3万円で「野菜がおいしくないから念を送ってください」というオファーがあると口にして「あの仕事受けてよ。動画、取ってよ」と亮に語りかけた。亮は「方角も分かってないままやったら、あかんて。全野菜、うまくする力ないわ」と笑った。

また淳は「請求書だけ書いて、送って。この会社、立ち上げて一銭ももらってないのに、お前の書類書くの嫌だ」と笑った。亮は「俺も一銭も入っていない」と言い返した。

亮は闇営業問題を受けて、19年7月に開いた会見について触れ「会見した時に、辞めるつもりで出てきた。吉本も、見てくれるのが、ありがたい」と語った。亮は吉本興業を退所後、19年12月に淳が設立して社長を務める株式会社LONDONBOOTSの所属タレントとなった。そのことについて、淳は「飛び出して、しかも会社作ったら、つぶされちゃうよ。かたや吉本興業にいて、かたや出た…相当、懐が広いよ」と、吉本興業に感謝した。