2013年にドイツ・ベルリンでデビューした気鋭アイウェアブランド〈VAVA(ヴァヴァ)〉が、日本を代表する建築家・隈研吾とのチームアップを発表。隈氏の長いキャリアで初めて手掛けたというサングラスが発売を迎える。
〈VAVA〉をご存知ない方のために説明すると、ポルトガル出身のクリエイティブ・ディレクター Pedro da Silva(ペドロ・ダ・シルヴァ)が設立。インスピレーションとするのは、アメリカ・デトロイトの工業都市特有のムードとデトロイト・テクノ、そしてドイツを代表する芸術様式バウハウスや、20世紀初頭にイタリアで起こった未来派、ミニマリズムといった芸術思想。それらをもとに生み出されるアイウェアは、どこか近未来的かつ幾何学的なデザインが目を引くフォルムながら、いざ顔に掛けてみると驚くほど顔なじみがよいのが特徴だ。そして〈VAVA〉は現在、著名クリエイターやアスリートとのコラボコレクションを展開しており、“テクノのゴッドファーザー”ことJuan Atkins(ホアン・アトキンス)、クチュールデザイナー Rad Hourani(ラッド・ハウラニ)、ポルトガルの巨匠建築家 Álvaro Siza(アルヴァロ・シザ)、ポルトガルの女性三段跳び選手 Patrícia Mamona(パトリシア・マモーナ)らに続く5人目として隈氏が招聘。同氏が「2020年東京オリンピック」のメイン会場である「新国立競技場」を手掛けたことから、このタイミングでコラボサングラスが発売されることとなった。
ラインアップされるのは、CL0013とCL0015のサングラス2型。CL0013は日本伝統の木造建築技法であり、隈氏の建築物でよく見られる組木格子に着想したフォルムで、ブリッジや丁番が組木格子仕様となっているのが特徴だ。一方CL0015は、「建築とは編んで作るものである」という隈氏の建築理念の1つである“Weaving(編む)”に基づき、リムとブリッジが華麗に編み込まれたような唯一無二のデザインに。そして、こだわりはアヴァンギャルドな見た目だけでなく生産背景にも詰まっている。どちらもフレームを3Dプリンターで製造することで、材料の使用料を最小限に抑えることに成功。そして、材料はインドの農場で栽培されたトウゴマから生成され、レンズも生分解性のため仮に廃棄されたとしても自然に分解されるという、環境への配慮も考え抜かれたサステナブルなアイウェアなのだ。
「VAVAからさまざまな分野で作品を発表している建築家として興味を持ってもらったことからコラボがスタートしました。初めてサングラスを手掛けるということで、小さな部材の組み合わせによるデザインと新しいサスティナブルな材料の強度のバランスを保つことが難しかったです。今まで取り組んできた建築やインテリアと同じボキャブラリーで、この小さなプロダクトをデザイン出来るかどうかが最大の挑戦でしたね。今回のコラボを通じて、新しいサステイナブル素材を使ったプロダクトデザインは、われわれの業界でもスタンダードになりうるアプローチだと感じました」(隈研吾)
〈VAVA〉x 隈研吾のコラボサングラスの価格は10万4,500円(税込)で、既に〈VAVA〉の公式オンラインストアにて販売中。また、8月28日(土)~9月2日(木)の期間に東京・原宿の『NUBIAN HARAJUKU』にてポップアップが開催されるとのこと。ポップアップ後もアイテム自体は販売されるそうだが、せっかくなので足を運んでみてはいかがだろうか。
VAVA × Kengo kuma special installation
会場:NUBIAN HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前1-20-2
会期:8月28日(土)~9月2日(木)
時間:11:00〜20:00
"サングラス" - Google ニュース
August 21, 2021 at 05:12AM
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ドイツ発の気鋭アイウェアブランド VAVA が建築家・隈研吾とコラボサングラスを製作 - HYPEBEAST
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