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“寅さん”大盤振る舞い!新作「男はつらいよ」日本映画史上初の中学生以下100円に - スポーツ報知

 松竹は、シリーズ50周年の節目に製作した50作目の映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」(山田洋次監督、12月27日公開)で、観客の年齢層を広げるため、中学生以下の入場料を100円にする映画業界史上初のキャンペーンを実施することが25日、分かった。

 “寅さん”から子供たちへのクリスマスプレゼント&お年玉だ。昭和、平成と国民に愛され続けてきた渥美清さん(96年死去、享年68)演じる主人公・車寅次郎を、令和元年にどこまで広い年齢層に届けることができるかをテーマに議論を重ねた結果、業界で類を見ない大胆な企画が決まった。

 現在の一般的な映画料金は、大人1900円、大学生1500円、高校生以下が1000円。これまで映画業界ではさまざまな割引キャンペーンが実施されてきたが、松竹によると、100円は史上初になるという。

 今作は4Kデジタル技術を駆使して寅さんの過去の名場面と、満男(吉岡秀隆)やさくら(倍賞千恵子)らおなじみの柴又の面々の今を融合。満男の初恋相手のイズミを演じた後藤久美子(45)が23年ぶりに女優復帰することでも話題を集めている。

 邦画の名作シリーズであることに慢心はない。前作(第49作、97年公開)から22年が過ぎ、リアルタイムで“寅さん”を知らない世代が増えている。かつては夏休み、冬休みの定番映画として定着したが、半世紀の間に寅さんファンの変化は避けられない。おじいちゃん、おばあちゃんと孫、親と子、友達同士など、子供たちが同じ空間でスクリーンに見入る時間を大事にしてほしいという願いも込められている。

 今回の企画には山田監督も大賛成だ。「先行き不透明で重く停滞した時代を窮屈に生きる子供たち。『男はつらいよ』を知らないであろう彼らにこそ届けたい」と強調する。そして「『生まれてきて良かったなぁと思うことが何べんかあるじゃない? そのために人間生きてんじゃないのか』と優しく語りかける寅さんの存在、言葉を知ってほしい。そして自由にのびのびと生きることの素晴らしさを、大笑いしながら感じてくれたら」と心から願っている。

 ◆「男はつらいよ お帰り 寅さん」
 小説家になった満男(吉岡秀隆)は妻を亡くし、中学生の娘と2人暮らし。夢の中にかつて思いを寄せていたイズミ(後藤久美子)が現れて悩み出す。妻の七回忌法要で柴又の実家を訪れると、母・さくら(倍賞千恵子)、父・博(前田吟)と昔話に花を咲かせ、伯父の寅次郎(渥美清)との楽しかった日々を思い出す。

 ◆100円鑑賞キャンペーン

 ▼実施期間 12月27日から来年3月31日
 ▼年齢 3歳~中学生以下。保護者同伴の有無は問わない。チケット窓口で伝えて購入
 ▼場所 全国25劇場ある松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)ほか。

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November 26, 2019 at 02:00AM
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