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カナダ、英王子夫妻の移住に困惑 歓迎も税金拠出に反対 - 日本経済新聞

ヘンリー王子とメーガン妃はカナダでの新生活を始めた=ロイター

ヘンリー王子とメーガン妃はカナダでの新生活を始めた=ロイター

【ニューヨーク=高橋そら】英王室から離れることが決まったヘンリー王子とメーガン妃の待遇を巡り、受け入れ先となるカナダでは困惑が広がっている。夫妻がカナダでの生活を発表した当初は歓迎ムードが色濃かったが、カナダ政府による警備費用の拠出には国民の大部分が反対している。夫妻にどこまで便宜を図るべきか、政府の対応が注目されている。

ヘンリー王子夫妻はかねて経済的に独立し、英国とカナダで暮らす意向を発表していた。メーガン妃は女優時代にカナダで暮らしていたことがある。夫妻は2019年のクリスマス休暇もほかの王室のメンバーと過ごさずカナダに渡航し、話題となった。

カナダのトルドー首相は記者団に対して「夫妻の考えを支持するが、それには責任も伴う」と発言。警備費用の政府負担については「エリザベス女王とも話しておらず、まだ何の合意もない」と語った。慎重姿勢の裏側には複雑な国内世論がある。

カナダ公共放送(CBC)によると、夫妻の警備費用は年間170万カナダドル(約1億4200万円)以上になる見通し。世論調査機関アンガス・リードによると、警備費などの負担に対してカナダ国民の73%は「反対」だった。「賛成」と「一部負担には賛成」の合計(22%)を大きく上回った。

夫妻の滞在そのものを「歓迎する」と答えた人は39%と「歓迎しない」(11%)を上回ったが、最も多かったのは「どちらでもいい」(50%)と関心の低さが目立った。

夫妻は現時点で、カナダ警備当局の保護を受けていないようだ。国家元首や王室メンバーは国際条約に従って当局が保護する義務があるが、ヘンリー王子は公務を引退し地位が変わったため、当局は警備対象かどうかを精査している。

夫妻は21日からカナダでの新生活を開始した。英メディアの報道によると、カナダの邸宅で散歩するメーガン妃の写真が複数のメディアに流出していたとして、夫妻は法的措置も検討しているという。

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