Microsoftは、同社が提供している視覚障がい者支援iOSアプリ「Microsoft Soundscape」を、BoseのBluetoothヘッドセットとして機能するサングラス「Bose Frames」に対応させた。
Soundscapeは、目の不自由な人が一人で移動できるよう支援するため開発されたiOSアプリ。ステレオヘッドホンと組み合わせて使うことで、周囲に存在する目印となる物の情報を音声で伝えてくれる。ステレオヘッドホンをいかした3D音声により、周囲の状況を把握しやすいという。
Bose Framesは、スピーカーとマイクを内蔵した無線ヘッドセット。骨伝導スピーカーでなく超小型のスピーカーにより、周囲の音を遮らずステレオ音声を伝える。GPSに対応し、9軸モーションセンサーを搭載していて、位置や顔の向きに応じた動作を実行させられる。
SoundscapeをBose Framesに対応させたことで、移動や顔の動きが取得しやすくなり、周囲の情報をより正確に伝えられるという。しかも、スマートフォンとケーブル接続する必要もなく、ハンズフリーで利用できる。
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